2018-04-24 第196回国会 衆議院 環境委員会 第6号
最初に、全球気候モデルという、スーパーコンピューターを使ったモデルで地球全体の予測をするんですけれども、その分解能は百キロから二十キロということで、とても細かくは見られない。日本の上空とかあるいは関東地方とか、そういうものを切り出してより細かく見るのをダウンスケーリングといいます。これらの技術は非常に高度な技術であります。その結果に基づいて、地域ごとの影響を予測し、計画を立案する。
最初に、全球気候モデルという、スーパーコンピューターを使ったモデルで地球全体の予測をするんですけれども、その分解能は百キロから二十キロということで、とても細かくは見られない。日本の上空とかあるいは関東地方とか、そういうものを切り出してより細かく見るのをダウンスケーリングといいます。これらの技術は非常に高度な技術であります。その結果に基づいて、地域ごとの影響を予測し、計画を立案する。
さて、こういった条件を考慮いたしまして二酸化炭素などの排出量がどのようにふえるであろうかということを計算いたしまして、それをもとに長期的に地球温暖化がどのように進行するかをコンピューターを用いた、実は気象学者などが申しております全球気候モデルというモデルでございますが、これで膨大な計算を実施するものでございまして、先ほど申し上げました中程度の排出量となるシナリオを用いた計算結果によりますと、二一〇〇